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- 顎顔面矯正(小児矯正)
お子様のための矯正治療~顎顔面矯正~
お子様の歯並び・噛み合わせに、気になるところはありませんか? 出っ歯や受け口、すきっ歯など、歯並びの乱れはまず見た目が気になります。しかし問題はそれだけではありません。そのまま放置していると、虫歯・歯周病になりやすくなったり、顎や顔、さらに全身のバランスを崩してしまったりするのです。
矯正治療はお子様の成長期に行うことで、よりよい成果を得ることができます。そこで立川南(立川駅南口)・西国立の歯医者・歯科「ながさか歯科クリニック」では、顎顔面矯正をおすすめしています。お子様の歯並びが気になったら、お早めに当院までご相談ください。
顎の骨格から改善する「顎顔面矯正」
顎顔面矯正とは、5歳~9歳ころの成長期のお子様に対して行う矯正治療法です。歯に無理な力をかけて移動させるのではなく、顎の骨に少しずつ力をかけ、将来的に生えてくる永久歯がきちんと並ぶよう顎の大きさを広げていきます。
自然な成長しようとする力を利用し、顎の骨格の正しい成長を促す治療になるため、自然な歯並び・噛み合わせを得ることができます。また将来的に本格的な矯正治療が必要になった場合にも、抜歯する確率を下げることが可能です。
矯正治療を開始するタイミング~第1期治療と第2期治療~
お子様の乳歯が生え、そして抜け、永久歯に生え替わり……といったタイミングやスピードは、一人ひとりまったく異なります。そのため、矯正治療を開始するタイミングも同じではありません。しかし矯正治療は開始のタイミングを逃さないことが大切であり、目安を知っておくことが必要です。
こちらでは、お子様の矯正治療における「第1期治療」と「第2期治療」についてご紹介します。第1期治療で成果を得られていれば、第2期治療で抜歯せずにすむ確率が高まるなど、メリットが多くなります。
第1期治療 | 第2期治療 | |
---|---|---|
治療を行う時期 | 乳歯・永久歯の混合歯列期 | 永久歯がすべて生えそろってから |
特徴 | 歯自体を動かすのではなく、顎の骨の成長をコントロールし、永久歯がきちんと並ぶ大きさに広げます。この治療がきちんとできていれば、第2期治療で抜歯が不要になり、スムーズな治療が可能になります。 | 歯自体に力をかけ、正しい位置に移動させます。第1期治療を行っていない場合や、顎と歯のバランスが悪い場合には抜歯が必要になるケースも少なくありません。 |
顎顔面矯正の治療の流れ
- ステップ1
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カウンセリング・診察
初めに、お子様の歯並び・噛み合わせで気になることや、治療に対するご希望などをくわしく伺います。その上で、お口の診察を行います。
- ステップ2
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検査
お口の中やお顔の写真撮影、顎の骨や頭蓋骨までのレントゲン(セファロ)撮影、さらに歯型の採取や顎関節・呼吸の検査などを行います。
- ステップ3
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治療計画のご説明
検査結果を元に一人ひとりに合った治療計画を立案し、写真や模型をお見せしながらくわしくご説明します。
- ステップ4
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装置装着・治療開始
ご相談の上で最終決定した治療計画に基づき、装置を装着して治療を開始します。治療期間には、1カ月~3カ月に1回通院していただき、治療経過を確認しながら装置の調整を行います。
顎顔面矯正の装置「急速拡大装置」とは
中央部分にネジが組み込まれた、固定式の装置です。1日1回ネジをまわすことで、徐々に顎の骨格が広がっていきます。これを続けることで顎が正しい大きさに成長し、歯並び・噛み合わせの改善につながります。急速拡大装置の特徴は次のとおりです。
- 固定式である
お子様が自分で外してしまうことがありません。
- 目立たない
歯の内側に装着するため、表面に取り付ける装置に比べて目立ちません。
- 治療期間を短縮できる
第1期治療で終了した場合には、6~12カ月ほどですみます。
- 治療費を軽減できる
一般的な矯正治療と比較し、費用を抑えられます。
- 固定式である
- ステップ5
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治療終了・メンテナンス
治療計画どおりに顎が広がっても、そのまま放置すると元にもどろうとする力が働きます。そこで保定装置を装着し、顎の骨やそのまわりの組織が安定するのを待ちます。この間にも観察やメンテナンスが必要ですので、定期的にご来院ください。
お子様に「正しい噛み合わせ」という一生のプレゼントを
子供は、自分で歯並びを整えようと思うことはありません。そのためお子様が正しい歯並び・噛み合わせを手に入れられるかどうかは、ご家族の方にかかっているといえます。当院では咬合学に基づき、噛み合わせから全身の健康を生み出す本格的な治療を行っていますので、安心してご相談ください。